10月17日(金)の紙面から


  ライトアップ始まり、にぎわう/中野もみじ山

 県内を代表する紅葉の名所である黒石市の中野もみじ山が観光客でにぎわいを続けている。11日からライトアップも始まり、魅力をアップ。18日から臨時観光案内所を開設する。「間もなく見ごろを迎えるだろう」と話している。

 中野もみじ山は、享和2年(1802)4月、黒石領出身で弘前9代藩主の寧親(やすちか)公が京都から100種のカエデを取り寄せ、中野神社に奉納したことが始まり。同市の職員ボランティア会が行った調査では、樹齢100年以上とみられるのは約130本。うち3本は市の文化財(天然記念物)に指定されている。JR東日本が大々的にPRしたことによって全国からの観光客が訪れ、平成19年の観光レクリエーション客入込数は12万9000人を数え、県内を代表する紅葉の名所だ。

 11日からは、もみじ山を照らすライトアップが始まった。水銀灯と投光器を合わせると20基を超え、夕暮れになると一斉に点灯。夜9時まで照らし続けている。昼と違って幻想的な雰囲気で、11日夜には若い人たちを中心に散策を楽しんでいた。18日からは臨時観光案内所を設置し、全国からの観光客・レクリエーション客に対応する。ライトアップ、臨時観光案内所も11月5日まで続ける。

 市商工観光課は「徐々に色づき始めてきた。25日の週から見ごろになるだろう」と話している。


  17日付の主な掲載記事

□健全化基準超え、財政再建計画策定へ/黒石市
□田舎館城下クロスカントリーリレー大会
□オーナーが「アルプス乙女」収穫/青森市浪岡
□黒石市褒賞
□振り込め詐欺、寸劇で注意喚起/黒石署ブルーアップル隊
□はしご酒ナイトウォッチングラリー/青森市浪岡


10月17日(金)のイベント

■黒石市交際費課税実務講座=スポカルイン黒石―午前10時
■黒石市メロン研究会役員会=温湯・西十和田ドライブイン―午前11時45分
■黒石市民財団理事会=レストラン御幸―正午
■黒石市2歳児健診=スポカルイン黒石―午後0時30分
■広域心配ごと相談所=平川市健康センター―午前10時
■藤崎町小中学校音楽発表会=文化センター―午後1時30分
■大鰐町地域交流センター鰐come指定管理者公募説明会―午前10時
■青森市浪岡フラダンス教室=浪岡総合保健福祉センター―午前10時